2014年10月7日火曜日



秋の花というと、コスモスを思い浮かべる人が多いのかな。何せ「秋桜」だから。
もともとは日本の花ではないけれど、すっかり日本の地になじんでいる気がする。私の住むあたりでは田畑が多く、秋になるとその合間合間にコスモス畑が出現する。ちょっとそのあたりを車で走ると、あっちにもこっちにも、あ、ここにも!という具合に、いつのまにかコスモスが。通りには「コスモス街道」なんて名前までついて。
広い所にたくさん咲いて風に揺れるコスモスは、やはりきれいで「秋」を感じる。
家にはたくさんのコスモスを揺らす場所がないので、コスモスはない。

家には秋の花があるのか?考えてみたけど、あまり思いつかなかった。
先週になって「ああ、これがあったっけ」と、その香りで思い出したのは金木犀と銀木犀。
この花を忘れていたとは。子どもの頃、秋になるとその香りときらめく花色に誘われて、ビニール袋を持ち歩き金木犀の花を集めた。本の中で知った銀木犀は、探し歩いたけどなかなか本物には出会えず、やっと見ることができたのはだいぶ後だったと思う。今では割と簡単に手に入り、数年前に我が家にもやってきた。


金木犀


銀木犀

なぜか毎年のように一輪くるい咲きのカイドウ



アメジストセージ

色づいてくれた紫式部




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